エンディングノートは遺言と異なり、作成方法などは決まっていません。
つまり、好きなノートに記入しても、パソコンで作成しても、どんな方法でもエンディングノートを作成して残すことができます。
しかし断然「紙」媒体で残すことをおすすめします。
エンディングノート色々
弊所がお客様にお渡ししているのは「ノート」です。
また、色々な企業などで販売・配布されているものも紙媒体が多いです。
その他にも、excelやWordで残したり、スマホアプリでエンディングノートを作成することも可能です。
では、どの方法が一番良いのでしょうか。
スマホアプリ
まず、スマホアプリ。
詳しく調べたことはありませんが、おそらく有料・無料のものがあり、手軽に記入していくには最適かもしれません。
スマホの扱いになれていらっしゃれば全く苦にならないはずです。
しかし、有償サービスであっても、この先何十年もそのサービスが残っているか、と考えるとなかなか難しいお話かと思います。
そもそもスマホ自体がなくなる可能性もあるので。
また、スマホ自体にパスワードロックをかけている場合、万が一の場合家族がすぐに確認できない場合もあるので注意が必要です。
パソコン内にデータで残す
続いては、パソコンで入力してそのままパソコン内に残しておく方法。
これもスマホアプリと同様、パソコンにパスワードロックをかけている場合には注意が必要です。家族共有のフォルダに入れておくとか、パソコンのパスワードだけすぐに確認できる状態にしておくなど。
おすすめとしてはデータで残しつつもそのデータを印刷して保管しておくのが良いかと思います。
紙で残す
やはり一番安心でおすすめです。
市販のエンディングノートでもどこかでもらったエンディングノートでもいいです。
普通のノートに書きたいことを残しても良いです。
定期的に見直してほしいのは前提ですが、たとえ記入したのが一回切りだとしても紙でしたら燃えない限り、何十年も保管が可能です。
書いたことを伝えるのも忘れずに…
記入したら、家族に書いたことを伝えておきましょう。
もしくは、家族になら見つけてもらえそうな場所に保管しましょう。
せっかく記入しても家族が知らなければ意味がなくなってしまうので注意が必要です。