財産管理の一環だったり、お付き合いなどで多数の金融機関の口座を作ってあるけど、実はほとんどの口座は作ってあるだけで使用していない…なんて方が多いのではないでしょうか。
しかし、たくさんあればあるほど相続人となる方の負担が増えてしまいます。
必要ない口座があれば、終活のひとつとして、銀行口座も整理しませんか?
口座が多いと相続手続きが大変!
銀行口座が多ければ多いほど、本人が亡くなった後に相続人の負担が大きくなります。
ひとつの銀行口座を解約するのにも銀行の往復が必要であったり、書類を集めたり…。
もちろん、そのような場合に私のような相続の専門職が変わりに手続きする場合もありますが、
平日の対応が可能な場合には相続人さんがご自身で手続きをするかと思います。
そうすると、各銀行に周る必要があり、何日も手続きのために銀行に通うことも…。
昔作った口座をなんとなく放置してしまっているようでしたら一度残額を確認して、不要な場合には解約してしまうことをおすすめします。
余談ですが、10年以上入出金の取引がないような銀行口座は、「休眠預金等活用法」という法律に基づき、休眠預金とされている場合もあります。
休眠預金になっている場合でも引き出すことは可能ですが、手続きが通常よりも複雑になるため注意が必要です。