企画展は開催後すぐに観た方が空いているというイメージがあるのですが
今回の松方コレクション展、6月から開催のもので6月中に観に行ったのになかなか混んでいました。
先日行ったクリムト展よりはずっと空いていましたが…。
クリムト展の帰りに国立西洋美術館の前を通ったら「松方コレクション展」の予告があったので今回観に行ってみました。
展示会名だけ見ると日本画の展覧会かな?と勘違いしそう。
松方さんとは、国立西洋美術館に所蔵されている多数の絵画を収集するのに奔走された方。
戦争のあおりを受けて散逸・消失してしまった作品もたくさんあったようですが、松方さんがいなければ今の西洋美術館はなかったはず。
そんな国立西洋美術館の歴史を知ることができてよかったです。
私が美術に興味を持って、初めて国立西洋美術館の常設展を観た時、美術の知識がなくとも昔学校で習ったことがあるモネやマネ・ゴッホなどの有名な人の作品がたくさん展示されていてとても驚いた記憶があります。
ヨーロッパの美術館ならまだしも日本にもこんなにたくさん作品が観れるんだと。
それには先人の苦労があったからこそですね。
そして、もうひとつ。
クラウドファンディングを募ったというデジタル復元されたモネの睡蓮も圧巻でした。
展示スペースに入る前にデジタル復元された睡蓮を観ることができて、「へ~すごいねー」なんて思いながら最後まで歩いていくと、展示の最後にその睡蓮の現物が飾ってあるのです。
現物は発見当初「上半分が欠損された状態」というような表現を美術館側はされていましたが、素人から言わせてもらうと全体的にボロボロと言ってしまってもいいくらい…。
それが最新の技術を使うとこんな風になるのかと。
歴史から最新技術までを知ることが出来る贅沢な展示会でした。
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