高齢になればなるほど、転倒事故は多くなる
以下は消費者庁平成 30 年9月 12 日のNews Releaseからの抜粋です。
特に75歳以上の転倒による救急搬送が多くなっていることがわかります。
出典:https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_009/pdf/caution_009_180912_0001.pdf
これは、普段の日常生活を営んでいる中でも生じる可能性も大きいです。
家にいても、近所のスーパーに買い物に行っても、どこにいても転倒の可能性を留意しながら生活をする必要があります。
何かあったときのための対策例
各自治体では、様々な高齢者のための対策を行っています。
意外と知らない制度もあるかもしれません。
渋谷区の例
緊急通報システム
月額の費用はかかりますが、通報すると救急車と共に駆けつけてくれる制度があります。
- 65歳以上のひとり暮らし、または65歳以上のみの世帯(日中高齢者のみになる世帯を含む)
で、身体に慢性疾患があるなど、日常生活を営むうえで、常時注意を要する状態にある人 - 月額194円(別途通信料)
セーフティネット見守りサポート事業
普段から定期的な見守りをしてもらうことで、安心できるようなサポート事業も用意しています。
(練馬区の例)防犯ブザー配布
街を歩いていて不審者に遭遇した時だけでなく、こういった転倒した際に周囲に気づいてもらう際などに防犯ブザーは役に立ちます。
- 65歳以上のひとり暮らし高齢者
- 65歳以上の高齢者のみ世帯
防犯ブザーの配布:練馬区公式ホームページ
エンディングノートなどに緊急連絡先を書いておくも大事
自治体の制度を上手く活用しながら、もしものときのために
緊急連絡先をエンディングノートに記しておくことも忘れないようにしましょう。